2022年1月17日に無事に第3子となる長女を出産しました。予定日を超過して誘発分娩の予定でしたが、予定日の深夜に陣痛が来てその日のお昼に生まれました。
無痛分娩にするか迷いに迷った結果、無痛分娩を選択しました。
結果、『痛い!』って一度も叫ぶことなく満足のいく出産ができました。
病院ごとに無痛分娩の「方針」を事前にリサーチ
今回出産した産院は、24時間365日、自然の陣痛が来てから、麻酔を開始することができます。さらには、無痛分娩にするかしないかはその時の状況で決めてもOKでした。
病院によっては日にちを決めて計画的に行われます。事前リサーチが必要。しかも、なかなか転院しないと思うので、初診を受ける病院を決めるときにある程度リサーチしておくといいです。
2人目以降の出産の場合は、計画分娩(誘発)でする場合もあるが、自然な陣痛が来てからの方が、お産がスムーズに進むという説明も助産師さんからありました。
【無痛分娩】陣痛が来てても無痛にするか迷っていた
実は一人目を別の産院で無痛分娩で出産、二人目を今回と同じ産院で自然分娩で出産しました。
かならず無痛分娩にする!という意気込みはなく、万が一の『保険』として無痛分娩が選択できるようにしておこうと考えていました。バースプラン(助産師外来)でも、その旨を伝えていました。
私の心はギリギリまで『無痛分娩にするかは、考え中』でした。
【無痛分娩】出産当日のレポート
出産当日(40w1d)を迎えるまで出産の兆候はなし
おりもの、おしるしなし
もともと予定日過ぎたら誘発分娩の入院の予定で、まさに40w1dで入院予定でした
前日(40w0d)いつものように子どもたちとお風呂に入る(湯舟に入るのもしばらくおあずけになるな~とおもいつつ)22時頃布団に入る、眠りにつけたのはおそらく24時くらい
出産当日(40w1)軽い生理痛の?おしるし
- 午前2:30軽い生理痛のような痛みで目が覚める
トイレに行くと、おしるしが出た(鮮血の出血)
- 3:00痛みと定期的なお腹の張りが続く
痛みのレベルは5段階だと1レベルで、陣痛とは確信できず。ただおしるしが出ていたので、出産につながる可能性は高いので着替えたり、白湯を飲んだりして過ごす
- 3:30張りの間隔は5分切る、たまに3分間隔
念のため陣痛計測アプリを使い計測をすると、5分毎に張りがある
- 4:00旦那を起こす
- 4:35ふたたびおしるし→産院に電話
やはり生まれてくる前兆なので、産院に電話することに。
もともと誘発分娩で入院する予定だったので、入院準備して来院してくださいとの指示。真夜中なので車も少なく産院までもすぐに到着。空気が澄んでいてとてもきれいな月の日だった(満月の一日前)
- 5:00産院に到着
コロナ禍ということもあり、入口で旦那とはさようなら
まだ歩けるし、痛みも強くない
入院部屋に案内され、着替えてLDRへ
- 5:42内診してもらうと子宮口3cm
LDRで胎児を観察するためのモニターをつける、助産師さんによる内診
- 6:15頃子宮口4cm
- 7:00頃子宮口5cm 変わらず陣痛は3分間隔
無痛に迷い中だったが、麻酔を入れてもらう決断
朝食が提供される前だったから大丈夫でした。通常の場合は直前3時間飲食禁止。
AM7:30 麻酔投入
AM7:50 旦那が子どもたちを保育園に送迎してから、産院に到着
麻酔も効き、ここから全く陣痛の痛みなし、お腹が押されて張る感覚はある
AM9:30 内診グリグリ 8cm 頭も触れる位置にある
あとは陣痛が強まり赤ちゃんが降りてくるだけ
AM10:00 グリグリの効果か 全開
何か出た感覚あり→破水?
AM10:30 お尻を押される間隔強まる、赤ちゃん降りてきてるの分かる
経産婦だしすぐに分娩形態にしていきむも、出てくる気配なし
陣痛の山が少し弱まる→促進剤の点滴
AM11:00 促進剤のおかげで陣痛強まる
麻酔を追加せずに産むか、麻酔追加して吸引かの選択
全開になってから1時間経過しているのもあって、そろそろ吸引分娩を選択するかもしれないと説明がある
悩んでいる内に時間が経過してくると少しずつ痛みが出てきたため、麻酔を追加!
そして、吸引分娩をお願いする
AM11:28 吸引分娩にて誕生 分娩時間約7時間!
すぐに吸引準備して先生登場!
看護師さんにお腹を上から押され、吸引してもらって、3回目で頭出る。
そこからは、自然に排出、出てくるところを見たいと希望していたので、鏡で見せてもらう。頭が出てきていた、その後身体も出てきて、すぐにオギャーと産声が。
無事に生まれてきてくれたことに安堵して自然と涙が出た。
へその緒が短くてさらには、首に1周巻きついてたため、子宮口が全開になっても降りてこられなかったと後に説明を受けました。
その後は赤ちゃんと夫は計測等で一旦退出、私は会陰縫合をされる。もちろん麻酔が効いているので、縫われる痛みはなし。
【無痛分娩】まとめ
- 背中の局所麻酔は少し痛い
- 麻酔は助産師さんに追加してもらう
- 麻酔は3回(①最初の麻酔→②2時間後追加→③1時間半後追加→出産)
- 陣痛、内診、吸引も全く痛みなし
- 副作用なのか寒気と震えあり
- 費用は追加で7万円(病院によって異なる)
【無痛分娩】人生2回目の無痛分娩!出産の感動を味わえた!
無痛分娩にするかギリギリまで悩んでいた私ですが、結果的に無痛分娩にして満足しています。
実は過去2回とも、生まれた瞬間に想ったのは「やっと終わった…」と放心状態でした。
今回は激痛を感じることなく、「痛い」と叫ぶこともなく冷静でいられたことが良かったです。良いところばかりでなく、副作用もあるので一概にはおすすめはできませんが。リスクとメリットを理解した上で、無痛分娩を選択したい人が選択できるよう普及していってほしいと思います。
娘が将来子どもを産むころには日本でも無痛分娩がもっと広がっているといいなと心の底から思います。それに、痛みを感じないと母親になれないなんてことはないので、安心してください。
無痛分娩だったが吸引分娩(異常分娩)で保険適用!
無痛分娩の場合吸引分娩になるリスクもありますが、今回の出産、へその緒が巻き付いていたことによる吸引分娩となり、保険の適用になりました。3人目ですが保険適用になるのは初めて。
異常分娩で保険請求もでき、40,000円ほど給付を受けました。診断書を書いてもらうのに5,000円ほどかかっているので、実質35,000円ほどですが、少しでも給付が受けられたので助かりました。