長距離通勤を辞め、キャリアアップも諦め、仕事はそこそこ、一度きりの人生を楽しもうと思って、というかバリキャリだったわけでもないですが、仕事だけ一点集中していたのをやめようと思えた33歳。
思い返せば、欲張りだった自分。
仕事もやればやる分成果が目に見えてわかるので楽しかったし、やりがいのある仕事だと自分では思っていたからなんとなく手放せなかった。
専業主婦になるのは嫌だった。
別に買いたいものを好きに買いたいという理由ではなく、仕事をしてきたプライドだった。
あとは、もしも離婚となった場合に、専業主婦はリスクが高いかなとも少し頭にあったかな。
今では、完全に脳のスイッチが切り替わったようで、自分と家族の時間をけずってまで働くことがどうしても幸せには思えなくなったのです。数ヶ月前までは、働かないと母親として一人前じゃない、くらい思っていたかもしれません。
ゆるキャリにして得たもの
圧倒的に自分や家族に使える「時間」ができたこと。そして、自分を見つめなおし、家族との時間が増えたことで人生の充実度がアップしました。
在宅勤務で通勤時間0分
田舎では珍しく長距離通勤をしていて、片道90分。一日180分(3時間)
車なのでぼーっとしたり本を読むわけにもいかず、テレビ・ラジオ・YouTubeを耳読。
運転なので、緊張状態も続くし、万一体調不良になって運転できなくなったらどうしようという不安も頭をよぎっていました。
180分あった通勤時間が、保育園の送迎だけの50分に減ったら、どうなるでしょう。
言うまでもなく平日130分の余裕の時間ができました。
時間ができたことでの自分と家族関係がプラスに!
自分の変化
②新たなコミュニティへの参加
③フットワークが軽くなった
家族関係
⑤子どもと絵本を読む時間ができた
⑥夫婦関係が良好(多分)
①自分を見つめなおす時間ができたこと
人生一度きり。
自分は何をしたら幸せなのか、どうなりたいのかを考える余裕が生まれた。
それは『住まい』について現在進行形で考えているのですが、どんな家に住みたいのか?理想を考えていたら北欧の暮らしについてどんどん興味が湧いてきたし、ものすごくHYGGEに共感が持てた。
自分の理想に近いのはHYGGE(ヒュッゲ)だー!とビビッときました。
日本人は自由に使える時間が足りない
1日を3つの時間に分けて考える
8時間は仕事をする
8時間は自分のための時間
残りの8時間は寝る
デンマークでは一般的な常識日本で、ヒュッゲに暮らす(イェンス・イェンセン)
②新たなコミュニティへの参加
オンラインコミュニティに入る余裕もできたし、保育園の保護者会の役員にもなった。
保護者会役員はくじ引きで引いた役員ではあったが、ボランティアは昔から興味があったし、何よりママ友なんていなかったけど、話せる人ができたのは大きな変化である。
「今度ぜひ遊びましょう~」と言ったので、有言実行をしてみよう~。でも勇気がいる!(笑)
③フットワークが軽くなった
地元の友人から会って話したい~とお誘いが来たときに、割とフットワーク軽めに行けるようになった。
長距離通期をしていると、
「もし週末遊びすぎちゃったら、通勤がきついな~」と思っていました。
④子どもにあまり怒らなくなった
もちろん全く怒らないことはありません。だけど以前は自分の余裕のなさで子どもに当たってしまうということがなかったとはいいきれない。それだけ疲弊していたんだなと今なら思えます。
あと「急いで!」や「早く!」もなるべく言わない方がいいと言われているけど、ついつい朝なんかは口癖のように言っていました。それが、朝も少し余裕の時間があるので、言う機会は減りました。
⑤子どもと絵本を読む時間ができた
これまでも夜のルーティンで寝る前に絵本は読んでいましたが、1冊。多くても3冊くらいが限度でした。今では、今年度は絵本100冊読もうと思って、図書館で絵本を借りてきて、読みきかせタイムを長くとるようになりました。
絵本っていろいろな語彙や、擬音が出てきて面白いって、改めて思いました。
まったく同じ絵本はひとつもなくて、読んでいる私も楽しくなってきました。長男はもう5歳。遅いかもしれませんが、できる限り読み聞かせたくさんしてあげたいと思いますし、本の好きな子に育ってほしいなと思います。
私自身も、子育て系の本も積極的に読んでいきたいと思います。
⑥夫婦関係が良好(多分)
夫は交代制の勤務のため、家を不在にしているとすれ違いが多かった。在宅勤務中に休みの夫がいるのもそれはそれで、ちょっとウザい(笑)ですが。
コーヒー好きの夫が、コーヒーを入れてくれるようになったり。
時間があるときはランチに出たりして、二人で会話することが増えました。
そしてなにより、夫が外で仕事をしてくれて頑張ってくれている!という労いの気持ちが芽生えました。
いままでは「私も疲れてるし!私も頑張ってるし!」と自分のつらさアピールで必死でした。
ワーク・ライフ・バランスの重要性
仕事に比重をおかなくなって、日常がどんなに愛おしいか、子どもとの時間はずーっと続くのではなく期限がくるということ、成長は待ってくれない。子供はほったらかしでも育つとも言いますが、子育ての時間も自分の人生の一部ですから、自分の人生を充実するには子どもの成長という喜びを十分に味わいたい。そう、考えるようになりました。
ワーク・ライフ・バランスという言葉は知っていたけど、私の場合は家族を持って、ようやくライフの充実を意識するようになり、自然とワークとライフのバランスを取ろうとした結果が、ワークを減らすだったんだと思います。
ワーク・ライフ・バランスはよく天秤のような図であらわされますが、今はライフに比重を置いているけど、子どもだって子どもの世界がありますので、手がかからなくなってきたら、またワークに比重を自然と移していくイメージで、人生におけるステージが変わったんだなぁと自分で納得。
自己投資をし続ける
今までは、今任されている仕事の中での範囲のスキルアップが優先順位が高かったわけですが、仕事のスキルアップに限らず、自分のスペックをスキルアップするべくして自己投資は必要だと感じています。
今は、FP3級の勉強をしていますが、ほかにも勉強したいことが2~3個あります。自分の時間は限られているから、寝る時間と仕事する時間を除けば、それらの勉強や自己投資の時間に充てたいと考えています。なので、仕事のし過ぎは結局自己投資も阻むし、自己投資ができなければ新たな可能性も生まれないのではと考えています。
資格というのは、
・他者からもどんなスキルを持っているのか理解してもらいやすい
採用や仕事獲得につながると思っています!なので、自己投資に励みます!
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